こんにちは‼岡崎エルエル歯科です⭐
今日は、聞きなじみのある口腔がんについてお話していきます😀
テレビなどで聞いたことのある方も多いのではないでしょうか❓
口内炎と間違われることもある口腔がん。現在、日本では他の臓器がんと同様に増加傾向にあります。
口腔がんの好発年齢は50~60歳で、男女比が3:2で男性が多い疾患です💦
好発部位は、全体の60%を占めるのが、舌で、次いで多いのが歯肉で約18%を占めます。
そのため、お口の病気である歯肉炎や歯周炎などの歯周疾患と間違えられやすく、歯周治療や抜歯を行った後に、治癒不全の結果がんと分かる場合もあります。
口内炎と口腔がんを見分けるためには、問診による経過(頻度・病悩期間)、自覚および他覚症状、触診による易出血性や硬結の有無を総合して診察していきます。
<口腔がんと口内炎の所見の違い>
口腔がん | 口内炎 | |
視診 病変の数は? 病変の境界は? 病変の辺縁は? 病変の深さは? | 単発が多い 不明瞭 豊隆していることも 深い | 多発のことも 明瞭 平滑 浅い |
触診 硬結は? 出血は? | ある場合は特に注意 しやすい | ほぼない ほぼない |
問診 病悩期間は? | 2週間以上 | 2週間以内 |
毎日の生活の中で口腔粘膜の異常を感じる患者さんも少なくありません。もし、口腔内に異常が出た場合、実際の診療においてどのように医師に報告すべきなのか、5つのポイントを抑えてみました❕
①いつから
②どこが
③どのように
④症状に変化はあるのか
⑤思い当たるきっかけ
②の「どのように」で特に神経症状(しびれや運動障害)がないかどうかも必要な情報となってきます。
自分自身ではわからないこともありますが、いつもよりも口内炎長いな~とか、大きいな~と少しでも気になったら気軽にご相談してくださいね⭐
もし、口内炎であっても、当院では口内炎の塗り薬も処方することができるので欲しい方はスタッフまで声かけていただければお渡しできます😊💖