近赤外線で矯正治療の期間を短縮

PBMヒーリングオルソは、矯正期間短縮のために使用する光加速装置です。近赤外線の力で細胞を刺激することで、歯周組織を活性化させます。組織を活性化させることによって、歯が動いていくスピードを速めることができます。また、矯正治療期間の短縮だけではなく、治療中の痛みも軽減させることができます。マウスピース型の装置を1日1回歯に装着し、上の歯と下の歯にそれぞれ4分ずつ、合計8分間光を当てるだけですので患者様の負担も少ないです。

骨の吸収と再生を繰り返し
動いていきます

歯は矯正装置などにより力が加わることで、骨の吸収と再生を繰り返し少しずつ動いていきます。歯が動くスピードは1ヶ月に1ミリ程度だといわれています。治療期間を短縮するために強い力をかけてしまうと、歯の根や骨、稀に神経にダメージを与えてしまいますので、適切な力を計算し、少しずつ力をかけていく必要があります。歯に継続的に力を加えることで新たな骨が生成され、破骨細胞により骨が吸収されることを「骨のリモデリング」といい、このリモデリングが繰り返されることで歯が動いていきます。PBMヒーリングオルソは、この「骨のリモデリング」のサイクルを早めることができます。