バクシネータメカニズム
本日は『バクシネータメカニズム』についてのお話です(^^)/
聞き慣れない難しい言葉ですが、実は考え方は簡単で歯並びと密接に関わっています!
上の図は、顎を地面と水平な面で切断した図です。
簡単に説明すると、
水色で囲った部分は「唇」。また、黄緑色で囲った部分は「頬」です。
そして内側に舌圧と書かれた部分は文字通り「舌」です。
よく見て頂くと、それぞれ矢印が出ており、これはそれぞれの組織が与える力の方向を示しています!
「唇、頬」と「舌」が押し合っている様に描かれていますね☺
そしてその押し合いの中心にいるのが「歯」となります。
つまりお互いの力がバランスが取れていれば歯並びは変化しませんが、
どちらかが強く・どちらかが弱ければ、弱い方に歯は倒れていってしまいます(;_;)
歯並びが悪くなるのは、もともとの歯が並ぶスペースがないなどの骨格的な問題=先天性のもの
に加えて、頬づえや舌を前に出す癖がある=後天性のもの
があります。
普段の生活から歯並びが変化してしまうことも十分にあると言うことがこの図で示されているメカニズムになります!(^^)!
筋力のトレーニングや習慣の改善によって歯並びを悪くならないように管理する術もあるということも
この機会に知っていただけたらなと思います(*^^)v